塾を選ぶ上で

学習塾を選ぶ上で、必ずおすすめしたいのが「いくつかの塾の体験授業に参加すること」です。いくつかの塾の授業を受ければ、それぞれの塾によって雰囲気がずいぶん違うことが分かるはずです。その中で、お子様や保護者様が求めるものとより近い学習塾を選ぶべきです。

どのような生徒にもぴったり合う、パーフェクトな塾というのは存在しないと思います。たとえば当塾で言えば、「ここに来たからには勉強するしかないのだ」という覚悟を持つことができる生徒さんには良い塾かもしれません。しかし、「親に言われたからしょうがなく勉強をしてやる」「友達とおしゃべりがしたい」「ゆるい雰囲気の中で自分のペースでやりたい」そのような考えの生徒さんには良い塾ではないと思います。そのような生徒さんであれば、個別指導塾や補習塾の方が良い塾かもしれません。

また、学習塾を比較する大きな要素として受講費があると思います。当然、安くて良い塾をお探しになると思いますが、安ければそれなりの理由が必ずあります。たとえば、授業料は安いけど、ゼミや合宿などチラシやパンフレットに見えない部分で費用がかかる場合もあるでしょう。また、講師に対しての人件費や研修費をけずっている塾もあるかもしれません。学習塾は公立の学校ではありません。利益を出さなければ成り立たないのですから、授業料が安いというのは一概に良いことではないと思うのです。

学習塾を選ぶ際に、チラシや資料だけで判断することは避けた方がいいでしょう。必ず保護者様が、検討している学習塾に足を運ぶべきです。自分のお子様を預ける塾の塾長の人柄はどうか、実際に授業を担当する講師の様子はどうか、しっかり見極めるべきです。「この人良いことばかり言って信用できないな。」「少し、この人とは合わないな。」「あの担当の先生、頼りないな。」そのようなことを感じるようであれば、入塾を見合わせた方がいいかもしれません。また、一度話を聞きに行っただけなのに営業電話がしつこくかかってきたりして不快に思われる場合も同様です。

「親が通うのではないのだから、多少のことには目をつぶろう」ではいけません。授業を受けるのはたしかにお子様になりますが、塾への欠席のご連絡、塾からの連絡、塾との面談、塾からの進路についてのアドバイスなど、保護者様と塾が関わることもたくさんあります。その中で、塾に対して、講師に対して不信感をお持ちの場合、それはお子様にも伝わってしまいます。塾に対して、講師に対して保護者様も信頼をおいてこそ、お子様も安心して学習できるのだと思うのです。